ブログいっぱい書いたあとに保存しないまま余計なことしたせいで1時間くらいかけて書いたのが全部消えてしまった人が「テメーこのやろー」と悪態つきながら、もはやうっちゃってフテ寝しようかと思ったところをなんとか気を取り直して書いているブログがこちらになります。
心折れる一歩手前でしたよ。
なので「ついさっき書いたばかりのことを思い出しながら書いている」というのが今です。
何を書いても「ああ、さっきもオレこれ書いてたな」と思うのです。
冗談も同じように2度目を書くので自分の中のシラケ具合がハンパないのです。
とブツブツ言いながらもビビって保存ボタンを頻繁にクリックしているのがまたカナシいですね。
では気を取り直して今週の「出てますよ」のコーナーです。
オススメの新譜紹介コーナーです。
70年代のフレディー・ハバードと言えばなんでしょうか。
CTIの『Red Clay』かハンコックの『V.S.O.P.』くらいしか思いつかへんのと違うかと思うのですが、最近『Gleam』という1975年のライヴ盤が世界初CD化になりましたよ。
これ、東京の郵便貯金ホールのライヴで、オリジナルは日本でしか出ていなかったLPなんです。
2枚組で見開きジャケットで、重量感があって、持ってるとちょっとうれしいレコードでした。
こんなジャケット。
『閃光』なんて邦題がカッコいいですね。
ジョージ・ケイブルズ(key)、ヘンリー・フランクリン(b)、カール・バーネット(ds)、カール・ランドール(sax)という当時の西海岸の猛者が集って熱のこもったライヴを繰り広げます。
特にフレディーは熟しきってアブラ乗り切った感漂うプレイを聴かせます。
レパートリーの方も冒頭のジャズ・ファンクからラストのスティーヴィー・カヴァー「Too High」まで、ファンクありーの高速モーダルありーのソウルのカヴァーありーので楽しいです。
ちょっと1曲が長いですけどね。
こんな感じ。
Freddie Hubbard - Put It In The Pocket
日本のSONYがLP出してたんですけど、今回なぜかアメリカのレーベルからの再発になりました。
なんでこういうのちゃんと日本でいの一番にCD化しとかへんのかな。
まだAmazonでは在庫入ってきてませんけど、もう街のレコ屋さんには売ってると思いますよ。
でもCD2枚組でこの値段は安いですね。
ふぅ。
では今週のFunk 裏 Recommendの音源聴いてみたら、のコーナーです。
デヴィッド・サンボーンのイイ仕事セブンティーズなうちの一枚。
こんな感じです。
Phil Upchurch & Tennyson Stephens - You Got Style
曲調はちょっとメロウすぎますけどサンボーンは相変わらず冴えてますね。
この違和感漂うジャケットについてですけど、「写真でひとこと」風に考えてみると、
「ナナメ背後霊」
「肩から生えてきたオッサンに人格支配されたアフロ」
「ふたりチューチュートレイン」
「10時」
という答えもアリかと思いました。
続いてサンボーンは入ってないけどアップチャーチが鬼みたいにギター弾き倒す曲。
Phil Upchurch - Black Gold
このひとこんなにテクニシャンやったっけ?と思いましたよ。
ほんでこの曲は1969年のCadetのアルバムの曲のセルフ・カヴァーだったと。
オリジナルはチャールズ・ステップニーの作曲・プロデュースだったと。
それがこちらです。
Phil Upchurch - Black Gold (1969 version)
時代だけにちょっとサイケ入ってますが、この時期のステップニー仕事は神懸かり的なので耳をそばだてて聴いてしまいます。
ということでKuduだけで7週も引っ張ってしまったので、今週で終わり。
来週からは新企画いきますね。
えと、すいません、今日は短いですが、おまけに笑いも少ないですが、チカラツキていいですか?
モチベーションのメモリがかつてない数値をたたき出してしまいましたので・・・。
また来週頑張ります。