いやはや師走ですよ。
来年3月発売予定のとあるプロジェクトがいよいよ切羽詰まってきておりまして、のんびりBlog書いてる暇もありませんのですいませんがしばらくはサービス精神希薄な内容でお届けすることをお許しください。
今週の訃報はユセフ・ラティーフさん。
先々週取り上げたばっかりだったので驚きました。
それにしても意外とみんな騒がないのでそんなもんかと。
普通のジャズ・ファンはあんまり聴かないもんなあ。
オーボエを演奏する72年のユセフさん。
ピアノはケニー・バロンさん。
アルバム『The Gentle Giant』とほぼ同じメンバーと思われます。
この機にぜひ。
そしてこれ以上ワイの連載がデスブログ状態になりませんように・・・。
<今週のFunk 裏 Recommend>
今週はハロルド・アレキサンダーさん。
レア・グルーヴ・ファン以外にはほぼ無名と思われるカルト・プレイヤーですが、なんとなく愛好者は多いと思われ。
プレイの方は大胆で破天荒、今風に言えば炎上商法的ですが、このファースト・アルバムに寄せられた長い自筆ライナーなんか読むと、まじめでストイックで礼儀正しい、理想に燃える好青年だったんだというのが分かります。
では問題の「フルート吹きながら怒る人」ファンクをどうぞ。
Harold Alexander - Mama Soul
このインパクト!
サンプリングとかファンク系コンピとかにも多用されている名演であります。
ドラムはプリティ先輩ことバーナード・パーディさん、ベースはリチャード・デイヴィスさん、エレピはニール・クリーキーさん。
クリーキーさんはプーチョ・バンドからの盟友って感じですね。
クリーキーさんもまた知られざる才人なのですが。
続いてカッコ良く走り出したと思ったら後半我慢しきれず暴走してしまうこちら。
Harold Alexander - Clean Up
この「乱れる」って感じの暴れ方がいいですよね。
いつもはクールなイケメン先輩が飲みすぎると暴君に、って感じの。
ソプラノ・サックスによるこちらもレア・グルーヴ・クラシックな感じです。
Harold Alexander - Tite Rope
リチャード・デイヴィスがベースだと明らかにプリティ先輩が叩きにくそうな顔してる。
このベースってベーシスト的にはどうなんでしょうか。
もう一枚のFlying Dutchman盤であるモントルー・ジャズフェスでのライヴ盤からこちらも。
Harold Alexander - Watermelon Man (from Are You Ready?, 1972)
このアルバムが未CD化なんてどうかしてるよまったく(怒)。
ぜひオレにやらせてくださいSONYさま(懇願)。
Amazonにもカタログ2枚しか無いうえに1枚は廃盤状態というかわいそうな感じだったのでジョン・パットンさん(に参加している)カタログも加えてみました。
最後は竹中直人さんの「笑いながら怒る人」でお別れしましょう。
来週はウェブ更新はお正月休みでございます。
再来週またお会いしましょう。
それではみなさまよいお年を。
2013年もいろいろとありがとうございました。
来年も頑張ります。