先週神保町に行ったときにようやく日高屋でタンメン食べられてホッとしたわけなんですけど、そのとき隣でラーメン喰ってた親父が結構なツワモノで、個人的に心の中で胡椒先輩って名付けたんですけど、ラーメン食べるときに右手に持った箸で麺をリフトアップするじゃないですか、その掲げた状態で左手に持った黒胡椒を麺の上にどっさりかけてから口に放り込む、という行為を繰り返しておりまして、胡椒好きの自分としてはなかなか斬新で刺激的な食べ方だと思いつつ、これ黒胡椒だからできるんであって、白胡椒だと無理だよな、とか考えてた今日この頃ですがみなさまいかがお過ごしだったでしょうか。
関係ないですけど、餃子あるじゃないですか。
あれ店で食べるときに普通の餃子のタレで食べるんじゃなくって、テーブルに備えてある黒胡椒をちょっと大きめの小皿に死ぬほどたっぷり入れて、その上に同じく備え付けのお酢をひたひたな感じでかけたもの、をツケだれとして食べると、スパイシーな大人の味覚になってかなりウマいです。
ということを以前赤坂の中華の名店「眠眠」で教えてもらいました。
以上、胡椒あるあるでした。
やっぱり白胡椒だと無理ですからね。
さらに関係ないですけど、「眠眠」の茄子カレー丼(裏メニュー)は今こうして思い出しただけでもプルプル手が震えてくるほど衝撃的な美味さです。
<今週のFunk 裏 Recommend>
今週はヒューバート・ロウズさん。
ハービー・マンさんをもう1週やるという野望はあえなく却下されました。
妹のデブラ・ロウズさんの歌がカッコいいレア・グルーヴ・クラシックが入った80年作の『Family』って赤ちゃんジャケのやつにしようか相当迷いましたが、最終的にはグラント・グリーンさんの笑顔に勝てませんでした。
他にもロウズさんのリーダー作はCTIに山ほどあるのにこれを選んだ理由は推して知るべしというところです。
Grant Green with Hubert Laws - The Main Attraction
このくつろぎ度はかなりいい湯加減だと思います。
ジャム・セッションにしてはしっかりしてるデイヴ・マシューズのアレンジも効果的。
ロウズさんのフルートは端正で知的な感じですけど、濃厚なグリーンさんのギターとコルトレーン・マナーなブレッカーさんのテナーとのコントラストの妙を楽しむべきかと。
できればグリーンさんのギターをもっとフィーチャーして欲しかったですけど、しかし何でCTI/Kuduにこの1枚しか吹込まなかったのかな、グリーンさんは。
Grant Green with Hubert Laws - Creature
こちらはねっとりであっさりなラストのブルース・ナンバー。
60年代初頭のグリーンさんのBlue Noteセッションを思い出すようですけど、その頃とスタイルは結構変わってますね。
グリーンさんは60年代のブランク以降の方が力強いです。
ちなみにリズム隊は、ドン・グロルニック(key)、ウィル・リー(b)、アンディ・ニューマークという面々。
ニューマークさんは後期スライ・アンド・ザ・ファミリーストーンのドラマーでもあった人ですね。
どうせだから迷ってたロウズさんの人気曲も貼付けときますね。
Hubert Laws - Family (from "Family" 1980)
モンド・グロッソさんがカヴァーされていましたので、ある年代の人にはウルウル来る感じかもしれません。
あとは60年代のAtlantic時代も悪くないです。
お友達のチック・コリアさんが決まって参加しています。
以上、すいませんが今週も締切多しなのであっさり気味で失礼します。
また来週お会いできることを。
ところでだれか一緒に眠眠行かない?
ドラゴン炒飯が・・・