2011年12月23日金曜日

2011/12/22のFunk 裏 Recommend Disc

まいど。

関係ないですがサクブラ最新号にも載ってたフレッド・ウェズリーの『Lost Album』はゲットしはりましたか?
JBに「自分ジャズ・アルバム作ってみたらええやん」と言われたフレッドくんが喜びいさんでNYのスタジオにブレッカー兄弟とかスティーヴ・ガッドとかロン・カーターとかジョー・ファレルとか超一流集めてデイヴ・マシューズと入念にアレンジしてアルバム録音した。
と思ったら「やっぱり出さへん」と親分に言われたフレッドくんの気持ちがお分かりでしょうか?

そんなフレッドくんの慚愧の念がこもった未発表アルバム、内容は最高です。
JBもJBズも絶頂期、フレッドくんのトロンボーンも気合い入りまくりのパフォーマンスです。
ちなみに1曲目の「Watermelon Man」(←ボントロ・ソロの譜面付!)では「ワシ、ドラムもいけるでぇ」といったJBが周囲の迷惑を顧みずオレオレ・ドラムを叩きまくるという珍場面にも遭遇できますのでぜひ。

ではさっそく今週のFunk 裏 Recommend Discの音源集めましたよ。

Aztaca - Can’t Take The Funk Out Of Me

Azteca -  Peace Everybody   


Azteca - Non Pacem

Azteca - Love Not Then


寒い冬にはパーカッションがめっちゃあったかく聴こえますよね。
ポール・ジャクソンとかレニー・ホワイトとか、色んな逸材がこのバンドにはいたんやけど、変わったところではのちにジャーニーいう有名バンドで大成功するニール・ショーンもギター弾いてますよ。


個人的に注目なのはオルガン担当のフリップ・ヌネス。
この人もチカーノや思うんですけど、作曲に才を持った人やと思います。
Catalystレーベルに残したアルバム(唯一かな?)『My Own Time And Space』はクロスオーヴァー・ジャズの隠れ名盤。
その中にも入ってますが、この人が残したいちばんの名曲が「See You Later」。


Flip Nunez - See You Later

色んな人にカヴァーされてますね。
切なさと愛しさと心強さあふれる名曲やと思います。

Kelee Patterson - See You Later


Joanne Grauer & Lorraine Feather - See You Later


もうひとりのキーボーディスト、ジョージ・ムリバスも同じくCatalystにアルバム残してて、こんな感じで悪くないです。


George Muribus / Brazilian Tapestry


2007年のアステカ・リユニオンのイベントの映像もありましたので貼付けときますね。
ナイスなギター・ソロのレイ・キャリオンさんは有名なラテン・ロック・バンド、エル・チカーノの人みたいですね。




というわけで今日はこんな感じで。
みなさま良いクリスマスを。
またがんばります。



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