夏が終わったにもかかわらず深夜のガリガリ君クセが収まらず困っております。
夜中に食べるアイスってなんであんなにおいしいんでしょうね。
先日近所のスーパーで箱入りタイプのガリガリ君リッチチョコチョコが売っていたので一片の迷いもなく3箱大人買いしました。
個人的なガリガリ君ランキングではリッチチョコチョコがダントツでトップな感じなのです。
2着の梨味とは三馬身くらい差が空いてます。
それを毎夜1本ずつ消費していますが、食べるたびに「うんま」と声を上げてしまいます。
昨日も食べたはずなのに、それを忘れさせるほど新鮮な驚きと発見に満ちているのです。
オレがミュージシャンだったならきっとガリガリ君リッチチョコチョコに捧げる歌を書いていたに違いありませんし、オレが死刑囚だったならきっと最後の食事にガリガリ君リッチチョコチョコをつけてくれと頼むことでしょうし、オレがアイスの棒だったならきっとガリガリ君リッチチョコチョコを運ぶそれでありたいと願ったことでしょう。
当たり付だったらなおいい感じです。
ちなみに箱入りタイプのアイスにあたり付なんてあるはずないんですけど、ついつい棒の確認してしまうのはオレだけじゃないですよね。
ところでその後の熱視線ラーメンですが。
昨日帰りに覗いたらサラリーマン2人組が席に座っていました。
なぜかほんの少しだけ安心して、ほんの少しだけがっかりしました。
今朝行きがけに覗いたらハチマキ巻いたおっさん(店員)が戸口の方に向かって無心でラーメンを食べていました。
食べていたというか、かきこんでいた感じでした。
やはり親方が麺を作り過ぎるもんだから朝から精出して麺を消費せんとあかんのかと思いました。
今日帰りに覗いたらやっぱり客は誰もいませんでした。
もういっそのことオレが客として突撃しようかと思いましたが、金曜の夜をたいして旨くないラーメンで締めるという行為の虚しさに思いとどまりました。
なんでしょうね、このどうでもいいんだけど放っておけない感じ。
さて連載の方ではサントラ特集を予定通り早めに切り上げて、今週からImpulse!特集に入りましたよ。
かつてImpulse!のLPを集めることに執念を燃やしていた時期がありましたのでぜひ一度やってみたかった企画であります。
60年代のImpulse!のオリジナル盤はゲイトフォールド(見開きジャケ)でテカテカのコーティングがしてあって、なんだか持ってるだけでもうれしかったのです。
ほとんどの録音がRVG(ルディー・ヴァン・ゲルダー)というのも集めたくなる理由でした。
Impulse!は奇麗なオレンジと黒の2色がレーベル・カラーで、LPを集めていくとレコード棚がきれいなオレンジと黒に染まっていくのがたまらなくうれしいのです。
ジャイアンツ・ファンでは無かったですけど。
ドラゴンボールの単行本を並べて背表紙を見てうれしがるのと同じです。
いつかレビュー付きのレーベル・ディスコグラフィーとかも作ってみたいですね。
70年代以降のImpulse!とかも世間から黙殺されている変なカタログが多いので色々と紹介できればと思っています。
サントラについてはミュージシャンが気合い入れて作ってない感がどうしても残ってしまうんでしょうか。
追いかけだすとキリがないのと語り尽くされている部分が多いのもあって人気のなさを感じますけど、今年買ったこんなコンピとか良かったです。
英Soul Jazzレーベル制作のコンピレーションで、それこそレア・グルーヴなブラックスプロイテーション(=70年前後に制作された黒人向けの娯楽映画)の人気曲はあらかた押さえてるという驚異の2枚組コンピで、100ページ近いカラーブックレットもついてくるという日本じゃあ絶対に作れない商品。
これ一枚買っておけばもうブラックスプロイテーション対策はほぼオッケーな感じです。
Soul Jazzセンパイのことちょっとだけ見直しました。
ジャケは野球拳の最初はグーではありません。
では今週のFunk 裏 Recommendに参ります。
Impulse!の中でもファンキィさでは飛び抜けてる感じの傑作です。
お茶漬けに載せたら3杯くらいさらさらっと喰えそうなおかず感が最高です。
ヒップホップのサンプリング・ネタにも良く使われております。
どこを切ってもおんなじようなファンクが詰まってる金太郎飴的なアルバムですけど、ソロもリズムも安定感バッチリで鼻歌感覚で楽しめる一枚です。
ミルト・ジャクソンのカタログでこういうのほとんど無いからね。
Milt Jackson and The Ray Brown Big Band - Memphis Jackson
どうやら画像つけ忘れたらしいのであなたのパソコンの異常ではないと思われます。
西海岸らしいやや軽い感じはしますけど、これくらい軽薄な方が引きずらなくていいです。
Milt Jackson and The Ray Brown Big Band - Braddock Breakdown
変な曲だけど相当カッコいいです。
このドラムはカール・オブライエンという白人ですけど、ハル・ブレイン的なテンションの高さ感じますよね。
いなたい色合いのジャケも相当いい。
ミルト・ジャクソンさんはこの時点で8ビートの経験ほとんど無いと思うんですけど、もう全然余裕な感じでいつものフレーズはめてますね。
クリード・テイラーにも買われてこのあとCTIに行くんですけど、それも納得の小器用さ、楽器で歌うことのうまさみたいなの感じます。
CTIのミルト・ジャクソンといえばもうこれしかありませんよね。
Stanley Turrentine with Milt Jackson - Sister Sanctified (from "Cherry")
昔しゃぶるように聴き倒したアルバムなので泣きそうになりますね。
ボブ・ジェームズも、コーネル・デュプリーも、ひさびさの昆布ハム先輩も最高です。
タレンタインもミルト・ジャクソンもチェリーでは無かったと思いますが。
この曲の作曲とこのアルバムのアレンジを担当したのがウェルドン・アーヴィンて人なんですけど、その人のレア盤が今月世界初リイシューされますので、たまには軽く宣伝させてください。
以上、がんばって書いたのでリッチチョコチョコ食べて寝ます。
また来週頑張ります。
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