2012年11月16日金曜日

2012/11/15のFunk 裏 Recommend

まいど。

こないだの土曜日にマッコイ・タイナーさん公演を観に行ってきました。
サックスのゲイリー・バーツさんがゲスト参加でした。
8000円も払ったんだから存分に音楽を楽しんでやろうと前のめりで観てたら勝手に脳内で感動ストーリーが湧いてくるモードに陥ってしまい、ひとりで号泣してしまいました。
「I want to talk about you」なんてやられたらオッサンでも泣くっちゅうねん。

その妄想の感動ストーリーを書いておきたいと思ってるのですが、今のところ時間と集中力がありません。
ので結局いつまでたっても書かないかもしれません。
けどひと言だけ言っておくとマッコイさんはそんな妄想も笑って許してくれるほど優しかったです。



さて今日は今週のFunk 裏 Recommendの音源紹介だけサクッとやるのです。

EncounterレーベルはR&Bシンガーのロイド・プライスさんが作ったレーベルだと思われますが、プリティ先輩(バーナード・パーディーさんのことです)に予算を預けて、3枚好きにアルバム作ったらええやん、と太っ腹な運営をされたのだと思います。

以下ディスコグラフィー。

EN 3000: Seldon Powell - Messin' With
EN 3001: Sands of Time - Profile (with Jimmy Owens, Garnett Brown)
EN 3002: East Coast - East Coast (with Larry Blackmon, Gwen Guthrie)
EN 3003: Frank Owens - Brown N Serve (with Hugh McCracken)
EN 3004: Harold Vick as "Sir Edward" - The Power of Feeling

このうちEast Coast、Harold Vickを除く3枚がプリティ・パーディー・プロダクションの作品です。
現在出回っている中古レコードの希少さを考えると、どのアルバムも決して成功はしなかったのは間違いないと思われますが、まあプリティ先輩のアルバム人選も暴挙というべき地味さなので仕方ない。
内容の方はいずれもジャズ・ファンク好きならまったり楽しめる作品ですけど。


まずはジャズ通好みなセルダン・パウエルさんの50年代の演奏から。

Seldon Powell - She's funny that way (from "Seldon Powell Sextet" 1956)

中間派的な香りも残しつつ、モダンでストレートな演奏が人気の秘密というワケでしょう。
イイ味出してるギターはフレディー・グリーンさんです。

続いて本題のアルバムからタイトル曲を。

Seldon Powell - Messin'


品の良さとマジメさが漂うサックスですよね。
リズム隊の安定感もさすがな感じです。

で、これ以外の曲も探したんですけどYouTubeには上がってないみたいですいません。
代わりに有名なプリティ先輩の動画を貼っておきます。
プリティ先輩がサントラを担当したエロ映画『Lialeh』のいちシーンです。

もしあなたが18才以下なら再生ボタンを押したあと、曲が終わるまで目を閉じていてくださいね。



YouTubeのクレジットにはこのソプラノがセルダン・パウエルだと書いてあるのですが、オレにはチャーリー・ブラウンさんにしか見えません。

関係ないですけどブラウンさんもプリティ先輩プロデュースでアルバムを1枚出している、それ以外は全くの裏方専門のサックス奏者です。

Charlie Brown - Funky Sunny (from "Why Is Everybody Always Pickin' On Me?” 1972)


こちらのアルバムもプリティ先輩が全面バックアップでメンツ良し曲良し、残念なのはリーダーの知名度とルックスくらいなんですが、そのせいかいまだCD化はされておりません。



※なぜかサンズ・オブ・タイムはAmazonに無かったです。

以上、本日は冗談も内容も少なめですいません。
深夜に書いているので脳がピクリとも動いてくれません。
また脳の調子が良い時に頑張りますので。




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