とか言ってるうちに1月もはや中旬。
いつから人生倍速早送りになってしまったのでしょう。
寒いホームで電車待ってる時だけ経つのが遅いくせに。
今週はロニー・ジョーダンさんの訃報から。
アシッド・ジャズ華やかりし時代に大活躍された英国のギタリストです。
いまだ51歳という若さでの逝去は残念でなりませんね。
『The Antidote』(92年)というアルバムはそれこそCDがペラペラになるくらいまで聴き倒しました。
自分の音楽歴のかなり大事なベースの部分の滋養になったことは間違いないので、ジョーダンさんには感謝しきりです。
あの時代にこのアルバムが切り開いたもの、結びつけたもの、を考えれば非常に重要な仕事をされた、と僭越ながら思いますね。
Ronnie Jordan - So What (from The Antidote, 1992)
関係ないけど、このアルバムを見たり聴いたりすると、なぜか大学の図書館の風景がまざまざと浮かんで来ます。
それこそ、しんとした館内にひそむ学生たちの静かな熱気とか、窓の外で赤黒く色づいていた広葉樹の葉のことまで。
時間が経ってしまうのは早いけれど、音楽の中に閉じこめられた記憶は永遠ですね。
<今週のFunk 裏 Recommend>
すいません、昔思い出してちょっぴり泣いてしまいました(ウソ)。
本日のレコメン盤試聴行きましょう。
Sounds Of Unity and Soul。
レア・グルーヴ黎明期より最重要盤のひとつ。
オリジナルLPは今も値段落ちなくて高価です。
まさにローカル・ファンクの秘宝って感じの佇まいやジャケのフォントとかも文句なしに最高。
テーマ・ソング的なこちらからどうぞ。
S.O.U.L. - Soul
後半の無茶な盛り上げ方がたまらんですね。
この時代の若い黒人ミュージシャンは、同胞たちよひとつになって協力しあって社会を変えて良くしていこう、というメッセージが溢れんばかりですね。
Unityという言葉にその辺があらわれています。
続いてリチャード・エヴァンスのこちら。
S.O.U.L. - Burning Spear
中盤のブレイクを「ひょっとこファンク」とか勝手に名付けてしまいましたけど、聴けば聴くほど(いい意味での)ひょっとこ感が出てきますね。
いい意味でのひょっとこ感ってなに?って話ですけど。
アルバムの1曲目に入ってるのは疑似ライヴ風のこちら。
こちらはサックスでのプレイです。
S.O.U.L. - Down In The Ghetto
明らかにダニー・ハサウェイのカヴァーだと思うんですけど、オリジナルと書いてあるのはブリッジとか付け足してるから?
最後にセカンド・アルバムからスティーヴィーのカヴァーでお別れしましょう。
S.O.U.L. - My Cherlie Amor (from Can You Feel It?, 1972)
CDの方はファーストとセカンド、お得なカップリングで絶賛発売中でございます。
なぜか先週からアフィリエイトのやつが貼れない。
ではまた来週。
風邪ひくなよ。
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