本年もひとつよろしくお願い申し上げます。
年末年始のお休み1週間の過ぎ行く速度のあまりの速さにハゲそうになりました。
実家でやろうと仕事抱えて帰省したものの結局何もやらなかった、という毎年のルーティンが繰り返されただけでした。
気を取り直して今週からがんばります。
<今週のFunk 裏 Recommend>
フルート特集をどこまで続けようか、その次は何特集にしようか、悩みながら続けておりますがいまだ結論が出ておりません。
まだまだ紹介したいのあるんですが、フルートもう飽きられてるんじゃないかと思ったり。
というわけでやる予定だったボビ・ハンフリーは中止にして今日はもっとマイナーなこちら。
ボビ嬢はなんだかマイゼル兄弟仕事のお飾り人形的に見える瞬間もあって、ちょっとかわいそうなんですけどね。
ロジャー・グレンさんはフルート、ヴィブラフォンを中心に、サックスやクラリネットも吹くというマルチ楽器奏者。
現在もベイエリアでバリバリ元気で活動されているようです。
今日のアルバムにもベイエリア・シーンの重鎮ピート・エスコヴェードが参加してますけど、マイゼル仕事以降はエスコヴェード・ファミリー的な感じでラテン・ジャズ・セッションなんかに多く参加。
唯一のアルバムである今日の一枚は裏ジャケで飛行機操縦している写真が載ってますけど、残念ながらこの作品で飛翔することは難しかったみたい。
では1曲目から。
スカイ・ハイというよりもむしろヘッドハンターズ的なファンク・フュージョンです。
Roger Glenn - Reachin'
特にBlue Noteのスカイ・ハイ作品にはなんというか、何もかもがメロウに見えるような特殊なサングラス越しに世界を見てる的な独特のフィルターがかかってる気がして、まあそれがあのミラクルな魅力の秘密のひとつだと思うのですが、このアルバムではそういう支配的なフィルター感が希薄で、それがマイゼルらしくないと感じるゆえんであります。
この曲なんかいちばんそう。
続いて高速ブラジリアーン。
Roger Glenn - Rio
久しぶりに聴くといいですねこういうスリリングな感じ。
ブラジリアン・フュージョンのトレンドは何年かしたらもういちど来そうな気がする。
続いてスカイ・ハイらしいメロウ・チューン。
Roger Glenn - Don't Leave
アシッドっす。
アルバム紹介は以上です。
ロジャー・グレンさん、ビル・サマーズさんの名盤『Feel The Heat』とかにも参加してますが、意外なところではこんなのにも。
Mary Lou Williams - Kyrie - Lord Have Marcy (from Mary Lou's Mass, 1975)
「へぇ〜」って感じですよね。
なぜかAmazonへのアフィリエイトリンクが貼れないのでここにリンク貼っておきますが、2010年に英ACE社によって世界初CD化されておりますので、今ならCD買えるようです。
では今日はこのへんでドロンします。
また来週頑張りますね。
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