カップヌードルのトムヤムクン味食べました?
個人的にタイ料理にそんなに魅力を感じないのでまったく期待してなかったんですけど、どえらいウマかったです。
食べ終えたその足でセブンに走って在庫用に3個買い占めました。
関係ないですけどガリガリ君のコーヒー味のとキウイ味のはいまいちでした。
今日の無駄話以上。
<今週のFunk 裏 Recommend>
今週から新企画です。
このコラムの企画はサクブラ編集部の指示とかでやってるのじゃなくて、最初から最後まで自分で考えてやってます。
安易過ぎて恥ずかしい新企画ですいませんが、マイナー過ぎるのよりこういう方がいいかな、と思って。
しかし1,000円CDもタイトル出過ぎてて把握できませんね。
そういうわけで先週のメイシオ『Roots Revisited』に参加していたドン・プーレンさんのレア・グルーヴィなアルバム紹介です。
プーレンさんの作品を全部聴いたわけじゃありませんが、ほとんどがメインストリーム的なジャズ作品かさもなくばフリー・ジャズか、と思ってたんですけど、ずいぶん前にこのLPを600円くらいで見つけたときには意外でしたね。
Atlanticはアーティストにこういうクロスオーヴァー路線でやらせるパターンが多い、というか「こういうプロデューサーつけてこういう内容の作品じゃないと出さないよ、おめぇがやりたがってるジャズじゃあ誰も買わんし」みたいな約束で契約してるケースが多いのだろうと想像します。
まあメジャー会社はどこもそうといえばそうですが、Atlanticは特にその傾向強い気が。
なのでこの作品もプーレンさんは割り切ってやってんだろうな、と想像しながら聴くと興味深いです。
もちろんそういう諦念まじりのファンキィ作品も嫌いじゃないです。
1曲目、プーレンさんのオリジナルからどうぞ。
Don Pullen - Big Alice
ボ・ディドリー的なビートと書きましたが、ラテンではクラーヴェと呼ばれるこのリズム・パターンは結構大事です。
アフリカ→カリブ→ニューオーリンズという地図を書くこともできますが、ある意味ブラック・ミュージックのルーツに深く関連するリズムです。
エレピ弾いてるプーレンさんは結構珍しい。
その他のメンツはこんな感じです。
続いて王道ファンク的な曲。これもプーレンさんのオリジナル。
Don Pullen - Poodie Pie
この曲からはトランペットがマーヴィン・ピーターソンさん。
個人的にはもうちょいバリバリ吹いて欲しかったかも。
人のアルバムに参加してる時だけおとなしいんだもんな。
プロデューサーはイルハンなんとか言うトルコ人のひと。
チャールズ・ミンガスの『Changes』とか筆頭に70年代のAtlanticで大量にジャズ系のプロデュースしてる人です。
前に紹介したこれもこの人のプロデュースだった。
Ted Curson - Spiderlegs (from Quicksand, 1977)
このテッド・カーソンの日本でしか出なかったアルバムも1,000円シリーズでCD化になりましたよ。
B面のアフロ・モーダルな長い曲。
Don Pullen - Kadji
いわゆるスピリチュアル・ジャズの範疇ですが、アフリカの悠久な大陸感がいい感じ。
ソプラノ吹いてるジョージ・アダムスはちょっと珍しいかも。
コルトレーンの音色に非常に似ている気がしました。
あとはアダムスさん作曲の2曲目のバラードなんかもジェントリーな感じで素敵でした。
では最後に余計だけどプーレン=アダムス・カルテットの「Song From The Old Country」を貼っておきます。
マウントフジ・ジャズ・フェスティヴァルの映像。
オレこの時会場にいた気がする。
知らない人はくっさい曲やなあ、と思うかもしれませんけど、当時はバカウケしてました。
トシがバレるね。
ではまた来週頑張りますよ。
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