あたふたしているあいだに桜の季節になってしまいましたね。
おととしまで桜なんて見て何がおもろいねんと思ってたのですが、去年から桜を愛でたくて仕方ない体質になってしまいました。
ので早くもそわそわしております。
なんだか世の中全体がそわそわしているようにも思いますよね。
では今週のFunk 裏 Recommendの音源紹介タイムです。
トム・ハレルなんてファンク/ソウル・ファンの人にとっては誰やねんかも知れませんが、アングラなファンク物が続くと眠たぁなってくるジャズ系プレイヤーの方も多いのではと考え、タマにはキリッと有名ジャズマンものも紛れ込ませておかないとと考えたわけです。
それでこのコラム書いて編集部に送った翌日にトム・ハレルさんの来日公演情報が公開されるという偶然っぷりで、先週に続いてコットンクラブさんの回しもんみたくなってしまったというわけです。
コットンクラブさんのステマ状態です。
というか来日のことも知らないで書いてたわけなのでもはやステルスどころか超能力みたいなもんでございます。
書けば何でも来日するんちゃうかと思い始めたりするわけでございます。
アレサ・フランクリン書いていいですか。
ではまず知的モーダルなジャズ・ファンクから。
Tom Harrell - Aurora
コード進行も知的っす。
ボブ・バーグがソロ吹いてくれたらもっと良かった。
こっちはボブが炸裂してる高速サンバ。
Tom Harrell - While There's Time
この無鉄砲な感じが大好き。
クールな青い炎が燃え上がる、みたいなトム・ハレルのソロにも萌えますね。
そしてみんな大好きなインヴィテーション。
Tom Harrell - Invitation
このハレルのソロは神がかってると当時は話題になったそうですよ。
たしかに。
トム・ハレル=ボブ・バーグのなかよしコンビは2年後のバーグのデビュー作でも一緒にやってます。
Xanadoなんて渋いレーベルから出たのがこれ。
Bob Berg - Shapes (from the album "New Birth" 1978)
このジャズ・ファンクカッコよすぎ。
ボブ・バーグも80年代以降はマイルスとかチック・コリアと一緒にやってずいぶん洗練されたとうか垢抜けたというか、それでいていつも前にはマイケル・ブレッカーがいる、みたいなちょっとかわいそうなポジションだったのですが、70年代の荒削りな感じはホント最高。
シダー・ウォルトンのバンドにいるときとかよかったすねぇ。
上のアルバムもピアノはシダーです。
ドラムで参加のレニー・ホワイトは75年に初リーダー作出してて、そこにもトム・ハレルが参加してます。
でもレニー・ホワイトのベイ・エリア的なのは次作である77年の『Big City』ってアルバムにTOPのホーン隊がまるまる参加してファンクやってるとこ。これ。
Lenny White - Big City
という感じで、70年代のベイ・エリアはほんとうにジャンルの垣根無くジャズとかファンクとかR&Bとかロックとかミュージシャンが入り乱れてワイワイやってた、ということです。
今日もあっさり系ですいませんが。
この連載の今後のもって行き方考えんのであっぷあっぷ状態なのです。
ひぃ。ではまた頑張りますね。
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