2012年5月3日木曜日

2012/5/3のFunk 裏 Recommend

まいど。

しかし行きたい来日公演のニュースが相次いで困りますね。
アース・ウィンド&ファイアの一日限りの来日公演とかブーツィー・コリンズとか新作もナイスだったロバート・グラスパー公演とかサザン・ソウルの歌姫のキャンディ・ステイトンとか果てはミンガス・ビッグバンドとかエディー・パルミエリとか。

ミンガス・ビッグバンドのメンツの豪華さなんて、これでブルーノートさんは元取れるのだろうかとか思ってしまいます。
ヤケクソなのかも知れないですね。
というか世間全体的にヤケクソ感漂う感じになってきましたね。


はい、では今週のFunk 裏 Recommendの音源紹介します。

すいませんYouTubeで動画探したんですけど、かの天下のユニバーサル・ミュージック様が我々愚民の閲覧をブロックされておりますので、今日のところはこんなのしかなくてすいません。
最初の1分くらいすっ飛ばして聴いてください。

Grover Washington Jr. - Inner City Blues

アツく盛り上がっていいところでフェイドアウトなのがちょっと寂しいですがクリード・テイラーさんはそういうじらしプレイも好きなのかもしれません。

なんというか、高校デビュー感漂うサックスですよね。
大学デビューでもいいんですけど。
あれ、おまえ昨日までオヤジのお下がりみたいなフリース着てたのに何クビの周りにスカーフみたいなん巻いてんの、というアレです。
最初は違和感あるんですけど学園生活送るうちにだんだん馴染んできて、いつしかそいつがファッションリーダーになってるみたいな。
カワイイ彼女連れて歩いてるみたいな。
それに比べてオレの有り様どうよ、みたいな。

グローヴァーも80年代とかになると確かに甘すぎるというかメロウ過ぎる部分があるのは確かなんですけど、このデビュー盤とか70年代初頭のKudu盤にはギコチナサとか必死さとかダサかった時代のアクみたいなのも残ってて、むしろそれがいいと思うのです。

ところでこのアルバムiTunesだと600円
ヤケクソ価格です。

ほんでもうこのアルバムからの曲はYouTubeになさそうなので別のアルバムから。
75年の大ヒット曲です。

Grover Washington Jr. - Mr. Magic

この頃になるとだいぶこなれてきた感ありますね。
完全にジャズ・リスナーじゃなくってR&Bとか聴いてる人向けなのがよくわかります。

ちなみにデビュー前のグローヴァーってそんなに売れてない上に兵役に取られたりして、それなりの苦労人なんですが、その兵役時代に知り合って、除隊後にNYでミュージシャンの仕事できるように顔つないでくれたのがビリー・コブハムだったって知ってました?
今日のコブハム恩人なのです。

最近毎週出てくる昆布ハムですけど、真面目に昆布とハムを一緒に料理に使うのってどうなんでしょうね。
おにぎりに両方いれたりしたらおいしいんちゃうかって思うんですけど。
コンビニで人気商品になるんちゃうかって思うんですけど。
店長また昆布ハム売り切れました、みたいな。


これは77年のライヴ盤の『Live at The Bijou』から。

Grover Washington Jr. - Sausalito


このライヴ盤あんまり騒がれないですけど、結構ええんちゃうかと思います。
昔はライヴ・アット・美女って心の中で呼んでました。

次は個人的に良く聴いたやつ。ジャズ物ですが。

Kenny Burrell & Grover Washington Jr. - Togethering

85年のBlue Note盤で、ケニー・バレルとジャズやってます。
1曲目の「Soulero」って曲が好きでしたよ。
4ビートでもテクニックじゃなくて語り口で聴かせるのうまいですよね。
ヤケクソ感漂う時はこういうのんびりしたの聴いて癒されるのもいいものです。


ってなんか変な着地してしまいましたが今日はこの辺で。
GWだからやること多いねん。
また来週頑張ります。



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