またもや更新遅くなりましてもごもご。
フジロックのこともオリンピックのことも忘れてひたすら原稿書いてたこの一週間でしたがおかげさまで何とか一段落つきました。
表連載の原稿さえ落としそうになりましたが何とかなりました。
編集長スイマセンでした。
早速今週のFunk 裏 Recommendの音源紹介に参ります。
今週は暑いうえに紹介してる作品も暑苦しい感じなのでさらっと。
Boscoe - He Keeps You
チキチキ言ってるハイハットとポフっていう感じのバスドラの音がたまりません。
全体的に音がモコってるのはマスタリングが雑なせいとか色々あると思われますが。
管の3人がヴォーカル/コーラスなんでどちらかしか出来ないというところも微笑ましいですね。
Boscoe - We Ain't Free
これもドラムとかベースとかかなりカッコいいんですが、どうにもスカスカ感が残念なのでオルガンが入ってたら完璧なのになあと思うのですが、まあ何か足りない感じもかわいげがあって良いと思います。
中盤で結構プログレッシブな展開になりますのでぜひ途中まで聴いてみてください。
そのあとのホーン・ソロもイケてます。
最後はこんな感じで。
青春って感じですよね。
Boscoe - If I Had My Way
この作品を世界初CD化したのは最近イイ仕事っぷりが目覚ましいシカゴのNumeroというレーベルでございます。
紙ジャケで丁寧なブックレットもついてくるというイイ仕事なパッケージなので廃盤にならないうちにどうでしょうか。
マスターテープが失われていたらしくレコードから音を起こしているマスタリングなのでノイズが出るのはしょうがないのですが、オレならもうちょっとキレイにできるかなという印象です。
でもNumeroのリリースには要チェックな感じですよ。
それで、ここからはシカゴ・サウスサイドのヤバいご同輩の音を聴いてみてください。
この連載でもとりあげたザ・ファラオズとかピーシズ・オブ・ピースの音です。
The Pharaohs - Damballa
フェニックス・ホーンズで有名なドン・マイリックとかChessのスタジオ・ベーシストだったルイ・サターフィールド、その後西海岸でビルド・アン・アーク等にも参加するデーフ・レクロウなどが参加していた伝説的なバンドの1971年作。
EW&Fのモーリス・ホワイトもかつてはメンバーでした。
最高としか言いようがない。
The Pharaohs - The Pharaohs Love Y'a All
このテンション高さ。
CDは中古とかでは全然珍しくないんですけど、もう廃盤です。
もう一枚ライヴ盤も出ていて、そっちもオススメです。
iTunesならすぐ買えますのでそこんとこよろしく。
こちらはファラオズと同じScarabというレーベルから出る予定だったピーシズ・オブ・ピースのアルバムを2007年に発掘したヤツ。
Pieces of Peace - Pollution
なんか新主流派みたいなテーマがカッコ良すぎる。
こちらにもフェニックス・ホーンズのマイケル・デイヴィスとかデーフ・レクロウとか入ってます。
という感じで、EW&Fマニアの人はこの辺まで掘りさげてみるとなぜ彼らが宇宙とかエジプトとかアフリカとかをテーマ/モチーフにしていたかが垣間見れるのではと思うのです。
来週の連載ではもう少しその辺切り込むつもりです。
今日は早いですがこの辺で。
アデュー。
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