2013年2月15日金曜日

2013/2/14のFunk 裏 Recommend

まいど。

先週はお愛想無しですいませんでした。
今週もわりかしお愛想無しですのでどうも。
バレンタインデーのことにもビタ一文触れませんのでどうも。


それほど忙しいわけではないのですが、ふと我にかえるとtwitterやFacebookのTLから2ちゃんのまとめサイトなどに飛んでぼんやり記事を読みふけっている自分を発見する、ということが多く、ソーシャルなんたらに時間をちゅうちゅう吸い上げられている気がしてならない今日この頃です。

まるで税金払うみたいな感じでどうでもいいことに時間を払ってる気がするし、時は金なりと言うけれどオレの時間は人生ゲームの紙幣なみに使えない金だということです。
「でましたよ」コーナーのネタもいっぱいあるのにくそう。
春になったらたぶんいっぱいおもしろいことや興味深いことを書きますので今はそういう時期なのだと諦めてください。

とかいってるうちにもう2月も半分終わったよ。
なんと安っぽい時間の過ぎ方。




めげずに今日のコラムの音源紹介します。

なにしろジェームズ・ブラウンさんというのはまれに見るエゴの持ち主だったわけで、バンドご一行さまとのやり取りについてはおもしろい話が尽きないのですが、いつかそういうのまとめて本にすればいいのにと思うのはオレだけではないはず。

メイシオさんとかは何度も出たり入ったりしてますけど、まあオッサンのことシバきたくてしょうがなかったでしょうね。
そんな思いをぶつけるかのような1曲目はこんな感じ。

Maceo and All The Kings Men - Maceo

ここまで堂々たる一発モノを恥ずかしげもなく7分以上も吹かれた日にはシオッチちょっとやりすぎじゃんとでも言いたくなりますね。

こっちはもっといいです。
クッシュ・グリフィスさんの意外とチェット・ベイカーばりなラッパ・ソロと、エルディー・ウィリアムスさんのにゅるっとしたソロが聴きどころです。

Maceo and All The Kings Men - Funky Women


たいていサックスがテナーかアルトかっていうのは聴き分けられるんですけど、メイシオさんのサックスはほんとに音色が同じで変わらないのでどっちかわかんないことしばしです。
でもさっきの「Maceo」がテナーで、こっちの方がアルトですね。

ちなみにメイシオさん60年代のJBバンド時代はずっとテナーで、アルト吹き出したのはこのアルバムが最初です。っていうのも結構意外な感じしない?
おっさんが「じぶんアルト吹いた方がええんちゃう」って言ったらしいですけど。
73年にJBバンドに復帰して以降はずっとアルトですね。

次はブラス・フィーチャーな曲。

Maceo and All The Kings Men - Mag-Poo


こういう曲の発想はJBバンドではありえなかったかも。
日本の若者達はこんな曲カヴァーしたらいいのに。

このバンドではもう一枚アルバム出しておりまして、それが以下。
こっちも悪くはないのですが、ややヴォーカルの比重が増えてサックスがほとんど出番無くって、カヴァーも多かったりして、正直ファーストには随分劣るかなという感じ。

Maceo and All The Kings Men - Funky Music Machine (from "Funky Music Machine, 1972)

このあと73年にJBバンドに出戻り、すぐにオッサン・プロデュースによるアルバム『Us』を出します。
あんなにシバきたいオッサンと一緒なのにタイトルが『Us』とは心中如何に。
このアルバムは掛け値無しで最高ですけど。

その後は75年くらいからPファンク軍団入り。
でもそれも70年代までの話で、80年代は通してパッとしない時代を過ごしたメイシオさん。
オッサンのバンドにまた参加したりもしています。

その後90年のアルバム『Roots Revisited』で逆転満塁ホームランを放ってほんとに良かったなあと思うアーティストです。
『Roots Revisited』は学生のとき血に溶け込むくらいよく聴いたです。



実は今日2月14日がメイシオさんのお誕生日と知らずにこのコラム書いてたんですけどなんだろねその偶然。

ではまた来週。
頑張れオレ。


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