2013年5月24日金曜日

2013/5/23のFunk 裏 Recommend

まいど。

「ガリガリ君キウイ味」も最高でしたけど、「ガリガリ君いちごオレ&ゼリー」ていうやつも行っといた方がいいですよ。


最悪の一週間だった話していいですか。

金曜日に左腕が初期四十肩っぽい痛さだなと思ってたら、もう日曜日にはほぼ腕が上がらないレベルに悪化しており、さらに月曜日には生きて呼吸してるだけでツライというレベルにまで悪化したので、雨の中を泣きながら医者に行き、肩に太い注射を打ってもらって帰ってきました。

おかげで現在は相当良くなりましたけど、とにかく最悪時には左腕の可動範囲が超合金ロボなみに少なく、それ以上動かそうとすると激痛が走るもんで、Tシャツは着れない、風呂で頭洗えない、つり革が持てない、牛丼のどんぶりが持てない、などの苦労を経験しました。
すき屋でどんぶりをテーブルに置いたまま口を近づけて食べるのって結構恥ずかしいんだからな。


それで、その注射の翌日には前から歯医者に予約が入れてあったので行ってきたんですけど、悪いかもしれないところはもう一週様子を見ましょうということになり、今日は歯の周りのクリーニングだけしておきますねということになりました。
あの、歯の付け根のところをウィーンで削られるやつです。

子供みたいなこと言いますが、あのウィーンがおぞましくてしょうがないんですけど。
オレの繊細で過敏な痛神経を逆なでするように歯の周りのデリケートゾーンをウィーンでキリキリされるやつ。
そのウィーンがどんなものなのか、どんな機械でウィーンされているのか、その先端はどんな風に尖っててウィーンなのか見たこともない不気味なやつ。

もうすぐ痛いところにギャッときそうなハラハラ感満点のやつ。
そのハラハラ感満点のままで休憩も無く10分くらい延々とウィーンされ続けるやつ。
口の中を我が物顔で蹂躙されまくっている感じ満点のやつ。
「もういい加減にして帰ってよ!」と心の中でオカマ口調で叫び続けてるやつ。

「痛かったら手を上げてくださいね」と言うことなので、腹のうえにクロスしていた手をほどいて何かあったら大至急手を上げられるように準備してしまうやつ。
でも実際に痛いところに当たったら手を上げるよりも早く「オゥッ」とか言ってしまうに違いないやつ。

あの、昔のルパン三世のアニメでですね、五右衛門が独りつかまって拷問に遭うシーンがありまして、その中で五右衛門が悪くもない歯をドリルでグリグリ削られるという超残酷シーンがあったわけです。
今でもそれを覚えてるくらいなので、ちょっとしたトラウマになってるのかも知れないんですけど、どうにもあのウィーンは堪えがたい10数分でありまして。

今回もそういう風にハラハラしながらウィーンされていたわけなんですけど、いつ痛いの来るかと張りつめた緊張感のなか途中いちばんビクッとなったのはジーパンのポケットに入れていた携帯が突如バイブった瞬間でした。
歯科助手さんに「あっ、痛かったですか?」と言われて、口を全開にしてヨダレを垂らしたまま「ォウォウォウ(大丈夫です)」と答える自分は斬鉄剣でタタッ斬られるべきだと思いました。



ちなみにあの、以前に書いた「歯石取り中に頭に当たる柔らかい物体」は今回は存在しませんでした。
存在しないタイプもキライじゃないですよ。



では今週のFunk 裏 Recommendに行きたいと思います。

一般的な知名度はあんまりかも知れないですが、レア・グルーヴとかヒップホップとかある程度好きな人のあいだではまあまあ知られた存在だと思われるラファイエット・アフロ・ロック・バンドさんです。

まずは1975年のアルバム『Malik』から、冒頭のブレイクビーツがサンプリングされまくったこの曲。

The Lafayette Afro-Rock Band - Darkest Light

ちょっともったいぶった曲なので、個人的には同じアルバムの他の曲の方が好みではありますが、確かにサンプリングしやすそうなブレイクですよね。
ちなみに変な画像ですけど、これがオリジナルのジャケットです。

続いてもう一曲のサンプリングされまくったやつ。
無駄にセクシーな動画なのでご家族が寝静まったあとにでも観てください。

The Lafayette Afro-Rock Band - Hihache

こちらは74年のアルバム『Soul Makossa』からです。
こういう動画もキライじゃないですけどね。

続いてサンプリングとは無縁な普通のファンクも。

The Lafayette Afro-Rock Band - Voodounon

キレがいいサウンドですね。
軽くハイライフっぽい感じもいいです。

続いてラファイエットになる以前、ボビー・ボイド・コングレス時代のアルバムから。

Bobby Boyd Congress - In A Toy Garden


ボビー・ボイドさんはレア・グルーヴ業界ではカルト的なシンガーとして知られておりまして、バンド脱退後の76年にリリースしたソロ作なんかも一昨年リイシューされて話題を呼びました。

続いてラファイエットの別名義、アイスのアルバムから。
この辺はほとんどCD化されてないような気がする。

Ice - Put An X ON The Spot (In The Sky) (from Ice, 1973)


ボビー・ボイド脱退後ソロで歌えるほどの力量を持ったシンガーがいなかったので、ラファイエットではほぼインストのみ。
このアイスでは歌入りですが、だいたいがコーラスで何とかしている感じです。
同時期にやっていた別バンドとはいえ、音楽性の方はアイスの方がロック的なファンクというか、ずいぶん違いますね。

ラファイエットではアルバムを2枚出したあと、大御所ジャズ・ピアニストであるマル・ウォルドロンや、大御所ブルース・ピアニストであるサニーランド・スミスとの共演アルバムも制作されたそうです。
その2枚の音源はいまだに大半が未発表のままですが。

その後バンドは78年には解散してしまったそう。
プロデューサーというか仕掛人のピエール・ジョベールさんは健在で、ちょっと前のWaxpoetics Japan誌に興味深いインタビューが載ってましたね。






では今日はこの辺で。
今週は自分にいいことありますように。



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