2013年6月14日金曜日

2013/6/13のFunk 裏 Recommend

まいど。

今日は散発的なひとことコメントしか出てこなくて、まとまったことを書くネタも気力も無いので、かんたんに箇条書きで行くことにします。

・以前この連載で書きましたダロンドさんが亡くなりました。
一度生で聴きたかったです。

・ソウル・ミュージックの評論家の大先生であった桜井ユタカさんも亡くなられました。
お会いしたことも無かったですが、もう尊敬よりほかに言葉がないような仕事を残された方です。
アメリカで発売されたソウルのLP、シングルを全て網羅したカタログを作るなんて誰が思いつく?

・ちょっと前の新譜ですが、Rhye(ライ)というグループの『Woman』というアルバムが良くてヘビロテ中。
皆がいうようにシャーデーみたいなブルーアイドソウルものですが、何がいいって曲がいいのは当たり前なんだけど、決してはしゃぎ過ぎてないのがいいのです。
はしゃぎすぎるどころかはしゃいでさえいない。
なにか諦めきったような抑制感。
それでいて清潔で、スウィートな印象。
しあわせではないが不幸でもない。

・そういえばダフト・パンクの新譜も購入したのですが、こちらにも決してはしゃがない信念みたいなものが貫かれておりました。
別のタイミングでロバート・グラスパーの去年のアルバムをふと聴きかえしたりしたのですが、ここにも存在したはしゃがない精神。
それはなんというか、なにをどうやりたいかという意志の流れを、どう聴こえているべきかという知性が完全に制御している感じがして、成熟したプロフェッショナリズムなど、を感じました。
真夜中に音も立てずに月の明かりだけで本格的なダンスを踊るみたいな感じです。
そういう音楽は安心できますね。

・あとはセブンイレブンの100円コーヒーはなかなか旨い、ということくらいですね。




では本日のFunk  Recommendの音を聴いてみてくださいのコーナーです。

まあ、アレだ、今日のは正直言ってタイトルこそ『African Roots Of Jazz』だけど、内容的にはそんなにアフロでもファンクでもないからな。
そこんとこは正直オレだって苦しいと思ってるから。

でもそんなことはこのアルバムの内容的な素晴らしさにはなんの罪も無い話だから。
まあ聴いてみてください1曲目。

E.W. Wainwright - The Healer/Don't Break
と思ったんですが、YouTubeにあがっているこの曲の動画が完全に別の曲でした。
なんでそんなこと起きるかな。

というわけですいませんがお聴かせできるものがありません。
ここでエディットを加えたヴァージョンが聴けますが、ちょっと違うんだなあ。
ごめんなさい次行きます。

E.W.Wainwright - Imani

このような女性コーラスはすごくイイと思うんですが、ジャズのなかでもこういうの入るのはほんの一握りの録音ですね。
次もコーラス隊が大活躍。

E.W.Wainwright - Ayoka

このせわしなく攻めてる感じ、コーラスの素人っぽい感じ、最高じゃないですか。
もう1曲はわりと普通です。

E.W.Wainwright - The Mfecane


こういう類いのジャズってもうちょっと発展してもよかったのにな。
スピリチュアルだとか抜きにしても、音楽として強いと思いました。



今日は以上です。
また来週頑張ります。



2 件のコメント:

  1. Rhyは僕もよく聴いてます、、平常運転な感じがプチオシャレなスノビズムを蹴散らす感じでいいです(笑)

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    1. コメントありがとうございます!センスいいですよね。

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