2013年6月21日金曜日

2013/6/20のFunk 裏 Recommend

まいど。

こないだ外人の友人を案内して下北沢に行ったんですけど、角っこにある有名つけ麺店に入りたいというので券売機のところでメニュー説明してたんですが、値段は全部一緒で麺の量が普通盛り、中盛り、大盛り、特盛り、とあるところを、スモール、レギュラー、ラージ、エクストララージ、とやや自分目線で訳して伝えてしまい、無邪気にラージを頼んでしまった外人が出てきた麺の量をみてワオ、クレイジー、アンビリーバブルとか言いながら写メ撮って、その後残しちゃダメだよとオレが追い打ちをかけたもんで泣きながら極太麺を口に押し込む姿が面白かった今日この頃です。

あの極太麺を良く噛まずにのどごしを味わったりするのがいいんだという話は聞きますが、オレなんか良く噛む癖が身に付いてしまっているもので、あの麺をちゃんと咀嚼して食べるのに時間がかかるうえにアゴが疲れてしょうがないんですけど。
ので、つけ麺というものの魅力がいまいち分かっておりません。
ヤキソバUFOでじゅうぶんだよオレ。



では今週のFunk 裏 Recommendです。
ついにアフロ・ファンク界のラスボスであるフェラ・クティさんに登場願いました。

フェラ・クティさんの音楽が日本でCD化されだしたのは90年代のなかばだったと記憶していますが、当時その変な名前の得体の知れぬアーティストの初CD化のことを雑誌が騒いでいたのに乗っかって購入したところ、ブーツィーさんじゃないですけど聴いたことも見たこともないような未知のリズムと野蛮さと濃密さが詰まった音楽にかなーり衝撃を受けたのを覚えています。

たぶんJBをはじめて聴いたときとかに近い、生理的な異物感に文字通りゾゾ毛立ちました。
地球の裏側にはすげえもんがあるなと思いました。
だからいまだに「やだ〜エッチぃ名前〜」とかふざけたこと言ってるひとには顔面ウォッシュしてやりたい気持ちになりますね。

コラムにも書きましたが、グダグダなのばっかりな外人アーティストの項のなかでもフェラだけは完成度高杉なWikiをはじめ、充実した日本語サイトがたくさんあるのでぜひ覗いてみてください。
いずれも愛情感じます。

Fela Kuti - Water No Get Enemy (from Expensive Shit, 1975)


この曲はもうフェラの代表曲みたいになりつつある気がする。
なんてったってアルバム名が「高額なクソ」だかんね。
シビレますよね。
偉大な音楽家であるとともにナイジェリア政府の圧政に最後まで屈しなかった活動家でもありました。

ベスト盤には入ってないけど個人的に好きなのをもう1曲。
タイトルがいまはやりのじぇじぇじぇな感じです。

Fela Kuti - J.J.D. (Johnny Just Drop) (from J.J.D.)


フェラの曲は20分近いものがほとんどなので、ベスト盤に入っているのはたいていエディットされて短くなったものがほとんど。
なのでフル尺で楽しみたい曲はオリジナル・アルバムを買った方がいいです。

いちばん左のが最近出直したベスト盤で、こちらはDVDも入った3枚組でこのお値段なのでお得だと思われます。
輸入盤なので解説は英語ですが。
2番目は日本盤のベストです。


ではまた来週。
また頑張ります。

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