2013年10月17日木曜日

2013/10/17のFunk 裏 Recommend

まいど。

もうすぐ発売になるダニー・ハザウェイの未発表音源含む4枚組アンソロジーについて、解説がつくであろう国内盤を買うべきかもしくは先にリリースされて半分くらいの値段の輸入盤を買うべきか、では輸入盤ならばどこで買うのがいちばん安いのかいろいろ悩んでいるうちに1時間くらいあっという間に経ってしまうという今日この頃ですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。

輸入盤はタワレコ様のオンラインがいちばん安いように思っていたのですが、最近になってAmazonがそれよりも100円くらい安い値段でぶっ込んできました。
個人的にはAmazon調子乗んなよ運動中でなるべくAmazon使わないようにしてるのと(それでもいっぱい買ってるけど)、タワレコ様がいつまでも続いてくれますようにという想いを込めてたぶんタワレコ様で輸入盤を買うことになると思うのですが、今回のAmazonのちょっとだけ安くする後だし作戦には特にキタネーコノヤローと思ったのでした。

ちなみに国内盤の場合だとこの商品に限らず芽瑠璃堂様のオンラインで買うのがポイント値引きとかあっていちばんお得かと思います。
サクサク動作するここのサイトは超見やすいうえに新譜情報とか早いし試聴も待機時間無しでできるしストレスがほんと少ないうえに、届いたときにチラシとかフリーペーパーが入ってるのもちょっとうれしいのです。

もちろんディスクユニオン様(同時に中古在庫の有無も見れる)とかHMV様(カタログ豊富でCD以外の本とかも買える)のオンラインもイイです。

あ、でも近所に地元のレコード屋さん、新星堂様とかTSUTAYA様がある人はそこで買うのがいちばんいいですよ。
地元や駅前の商店街がピエリなんとかみたいになったらヤでしょう。

フランスでは町の本屋さんを守るためにAmazonの無料配達とか書籍割引を禁止する法律までできたそうなんですけど、そういうところカッコいいですね。
というわけでこのブログにAmazonのリンクが貼ってあるのは参考にしてください、という感じですから。

今週もツラかった虫歯治療の話をしようかと思いましたが、これ以上ヘタレぶりをさらすのもアレかと思い真面目な話にしてみました。
今行ってるところすごくいい歯医者さんなんだと思うのですが、念入りすぎて心折れそうになるんだよな。



今週のFunk 裏 Recommend
先週に続いてニューオーリンズ・ファンクの裏街道、陽の目を見なかった(けど悪くない)ファンク・バンド、ザ・ファビュラス・ファントムズを取り上げてみました。

と、ここで初めてYouTubeを検索してみたんですけど、2曲しか動画があがってなかったです。
さすが地下アイドル。
こちらはCDの3曲目。

The Fantoms - Take Me There

ファビュラスになる前のただのファントムズ時代のシングル。
72年産です。
あんまりNOぽくないファンクですけど、ギラギラした感じでカッコいいですね。
Power Funksionってレーベル名もイカす。

続いてこちらも72年産のシングル。
CDの2曲目です。

The Fantoms - Junk

ちょっとサイケ風味。
悪くないけど、まあ正直シングルにして売れそうな要素はあんまりないですね。
シングル曲のチョイス間違ってる気がする。

ほかの曲はiTunesのリンクを貼っておきますので、興味ある方はこちらで試聴してみてください。


あと、コラム中で紹介したファビュラス・ファントムズが分裂したバンド、ファミリー・アンダーグラウンドのCDもリリースされております。
なんとこちらも未発表音源含む、国内盤として。
しかも2曲でウィリー・ティーさんがプロデュースを担当。
こんな感じ。

Family Underground - Dr. Music (from Once In A Lifetime)

来週のコラムネタにしようかと思ったけど、またホーンが入ってなかった。
アホーン。



Funky Delicacies社製の輸入盤CDはすでに廃盤でちょっとだけ入手困難ですけど、中古とかを探せば安く入手可能かと思われます。
このレーベルのCDはブックレットのライナーノートはいいんだけどクレジットが超テキトー、マスターが無いのでレコード起こしでCD作るのはしょうがないけどそれでももうちょっと何とかできただろうと言いたくなる音質、けど何となく許せてしまうユルさとマニアックさ、で総合的には「アリ」という愛すべきダメさ加減です。



<今週の出てますよ>
性豪クインシー・ジョーンズさんの数多き元おくさまのひとりであり、のちに女優として活躍した美人ペギー・リプトンさんが20歳そこそこで残した唯一のアルバム(68年)がついにCD化になりました。
世界中のポップス・ファンが快哉を叫ぶであろう待望のCD化です。

自作の曲のほかに、キャロル・キングとかローラ・ニーロのカヴァーをみずみずしい歌声で歌ってますが、バックの演奏も含めてなんというか60年代ああ善きかな、という感じのエヴァーグリーンさで、晴れた日に山の上の草原をあははあはは言いながら手を広げて走り回りたい気分になること請け合いです。

Peggy Lipton - It Might As Well Rain Until September (from Peggy Lipton, 1968)

そして世界中のオッサン達はもう2度と手の中に戻って来ない青春というものの幻影を胸に抱いてかきむしられるような郷愁にとらわれるのでした。
いったい何なんだこの天使は。

このCDも芽瑠璃堂様で購入させていただきました。
定価3,150円とお高いのですが、500円くらい安く買えます。
Amazonよりも安いから。



ではまた来週頑張ります。
そろそろニューオーリンズもネタなくなってきたよ。



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