2013年11月14日木曜日

2013/11/14のFunk 裏 Recommned

まいど。

いつも新宿のレコ屋さんに行ったついでに寄る日高屋がずっと店内改装中でながらく日高屋のタンメンを食べられておらず、かなり身体がタンメンを欲しがっている気がする今日この頃ですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
何度も言いますがあの野菜たっぷりタンメン490円てかなり良心的だと思うのですが。

今日もいくつかの締切、という現実をクリアーできていない状況で、ここで無駄な時間を使っていると申し訳ない事情なので先に進めますね。


今週のFunk 裏 Recommend

予定どおり新企画に乗り換えできました。
ニューオーリンズの気配を残しながらフルート話に移行するあたり、我ながらいい流れじゃねぇのかコノヤロウと思ってるんですが、実際には今日のアルバムフルート曲は1曲しか入ってないので、フルート・ファンクでもなんでもないこじつけだったりします。

デヴィッド・ニューマン師匠はテナー・サックスがメインの人ですが、レイ・チャールズ楽団在籍時から時折フルートとかアルト・サックスを吹いて芸の幅広さを見せてくれます。
フルートの方は例えばカウント・ベイシー楽団にいたフランク・ウェスさんほど達人では無いと思いますが、テナーと同様端正な音色でソウルフルなパフォーマンスですね。

1年前にも貼付けたかも知れませんけど、レイ・チャールズ・ビッグバンドでブラジル公演を行った1963年のTV映像。
テナー・バトルやってるのですが、左側がニューマンさん、右側はなんとティナ・ブルックスさんって気付いてた?

Ray Charles Orchestra - Birth of The Band (in Brazil, 1963)

ティナ・ブルックスといえばBlue Noteに『True Brue』って幻の名盤的なアルバム残した伝説的なプレイヤーですね。
このソロもティナ節全開でたまりません。
動くティナ・ブルックスってこれ以外でも観れるのかな。

しかしレイ・チャールズって60年代以来こんなビッグバンドとコーラス(レイレッツ)引き連れてワールド・ツアーしてんだから人気のほどがうかがえるというところですよね。

さてでは今日のアルバム。
1曲目に入ってるカッコいいジャズ・ファンクからどうぞ。

David Newman - Missy

このジャケットのこと許しがたいって言いましたけど、1周回ってアリじゃない、というのは最近よくあるんですけど、1周回ってもやっぱりダメなのもあるよなあというくらいダメですね。
腰のガンホルダーにサックスというウェポンを忍ばすという誰得なアイディア。

誰もNG出さないところがすごいよね。
オレがレコード会社の人間で、デザイナーがこのデザイン持ってきたらきっとグーで殴ってますけど。

で、肝心のフルートが出てくる「Yes We Can」ですが、例によってYouTube上には存在しませんでした。
すいません自分でアップすればいいんですが、このレコードLPしか持ってなくてさらにめんどくさいので早々に心折れました。
こちらで試聴願います。

何曲かで参加してるホーン・セクションにはフランク・ウェスさん、アーニー・ロイヤルさん、チャールズ・フォークスさんといった元カウント・ベイシーな人たちの顔も。
先日亡くなったウェスさんですが、「フルートはあいつたいしたことねえな」とか思いながらスタジオの隅で観てたのでは、とか思いを馳せてしまいますね。
ウェスさんはまぎれもなくジャズ・フルートのパイオニアというべき人でしたので。

このままではあまりにもダサダサなので前にも貼付けたニューマン師のフルートが堪能できるこちらの曲を。

David Newman - Joel's Domain


今日のアルバムはこないだ1,000円で国内盤化されたばかりなので、よかったらどうぞ。
輸入盤だとなぜかディジー・ガレスピーとカップリングで売られているという投げやり度。



来週もフルート・ファンクの世界お届けします。
頑張りますので、引き続きのご愛顧よろしくお願いします。


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