2014年4月3日木曜日

2014/4/3のFunk 裏 Recommend

まいど。

2時間くらいぶっつづけでBlog書いててようやくここまでたどり着きました(2つ前までのエントリ参照)。
やれやれ(春樹風)。

そういうわけでサクッとですが、お付き合いください。
来週からはもう少し冗談も交えて楽しくお届けできるようにします。


今週のFunk 裏 Recommend

今週はソウル/ファンク系のリスナーのみなさまはすいません、完全ジャズ系の回でした。
たまにはこういうの入れとかないと、普通のサックス&ブラス・マガジン読者が来なくなっちゃうので。

デトロイト出身のサックスの若大将、ジェームズ・カーターさんです。
まずはジョシュア・レッドマンとの例のサックス・バトル公演映像を観ていただきましょう。
背後に映るフランク・ウェスさんにも注目してくださいね。


どっちもエグいですね。
フラジオで会話するのやめてくれる?って感じですね。
(注:フラジオというのはキューという高い音を出すサックスのテクニックです)

サックス吹いてた現役のときにこれ観てたら絶望して呑んだくれてたでしょう。
まあ観てなくてもじゅうぶん呑んだくれてましたが。

皆さん的にはどっちのプレイが好みで、どっちが勝ちだと思いますか?
オレ的には、ジョシュア(と身もフタもないことを言ってしまう)。
お父さんのデューイ・レッドマンさんも大好きです。

でも応援しているのはカーターさんの方。
でもなんでこんなにエラそうなんだおまえは。

ふたりとも1969年生まれで、互いに意識する所あるんでしょうね。
もうひとつ、こんな映画でも共演しています。


最高ですね。
ロバート・アルトマンのドキュメンタリーから。
カーターがベン・ウェブスター役で、ジョシュアがレスター・ヤング役。
そりゃレスター役の方がおいしいよな。
あと、マリー・ルー・ウィリアムス役のジェリ・アレン姐さんにマジ惚れるっす。
マジ惚れるっす(リフレイン)。


おかしくなってきたので、今日のアルバムの試聴を。
1曲目です。
例のJBフレーズとかの応酬は13:00頃のマクブライドのソロから。

James Carter - Diminishing

先日久しぶりにこれ聴きながらジョギングしたら最高のBGMでした。
いわゆるジャム・バンド的なマーケットも意識したツクリだと思うのですが、まあ2009年というとだいぶそれも落ち着いた頃かと。

もう1曲、ソプラノ・サックス吹いてる曲。
これはオルガンのラリー・ヤングが『Heaven On Earth』というアルバムでやってた曲のカヴァーです。

James Carter - Heaven On Earth


ソプラノでこれだけ乱暴狼藉してる人はあまり聴いたことないですね。

確か以前来日してた時も六本木のスウィートベイジルとかでコンサートやっててあまり話題になってなかた気がします。
また懲りずに来てくださいね。
生音はメチャデカそう。



やたらと作品は多いですが、先日のワーナーミュージックさまの1,000円CDシリーズで何枚か出し直されていますので、最近のカタログもお求めやすくなっているようです。

ちなみに上の段の左から2つ目のジャケ写の左側の人物がレナード・キングさん。


以上でした。
来週からは、もっと真面目に、面白く、やりたいな。
たぶん頑張ります。


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